いろんな鍼治療を見ましたが、ほとんどの問診をスタッフにさせ、院長は脈をみてたった2〜3分。
『どこが痛い?お尻?足がちょっとしびれる?鍼をやった事は?』
患者さん『色んなところでやってきました。』
『ちょっと厳しい治療だけど、我慢できるならすぐ結果を出すけど!』
他の鍼灸院とは違う。
ゆっくり虚とか実とか、お腹を触ってみたり(腹診)。脈を長くみたり。
そしてちょこちょこっとお灸をして、ちょこちょこっと鍼を刺して少し寝かせる。
どんなことをしても治りたい。少々の痛みは我慢できる。とにかく激しい痛みをとって欲しい。
これだけ聞いて院長は、どんどん鍼を打ち始める。もうイメージができたのでしょう。
なんと股関節と椎間板が悪いと言う。
打った鍼は40本。なんと治療に要した時間は20分。相手の患者さんも忙しく、分単位で仕事をしていると言う人。
院長の仕事も早い。
問診3分治療時間17 〜18分
終わった後、笑顔と笑い声で
″あぁ楽なったんだな”
院長『10回位はかかりますよ。
忙しいからまた時間を作って連絡をしてください。』
その言葉に『来週の火曜日も予約をお願いします。』
治してくれれば少々の痛みは我慢できる。
治す、と言うことに積極的な患者さんに院長は、自分の実力が2倍にも3倍にも発揮できると言う。
スタッフから見て院長の毎日、そして1人、1人の患者さん。勝負である。
鍼治療はこうでなければ生きてはいけない。どこに行っても治らない人を治すことが、こんな時代に生き残れることだ。
とスタッフは感じた。
