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【2025/07/28 09:26 】 |
画餅
「私は鍼灸免許を取得して5年経ちますが、ずっとアルバイトで違う仕事をしています。
貯めたお金で研究会に行き将来開業を目指しています。」
川井院長「どうして鍼灸院に勤めないの?」
「勤めようと思っても鍼灸マッサージと言う募集が多く、ためらっています。鍼一筋で生きていきたいと思っているんです。」
「鍼灸専門のところも探せばあるよ。ただ給料が安いからね。でも臨床で実際に患者さんにあたらないと、研究会だけでは勉強にならないよ。
やっぱり実際に患者さんを治療して、患者さんはお金を払ってくるから治らないとこないし、だからこそ本物の治療家になれるんだよ。研究会では脈をみて、自分なりに納得して、でもそこに本物の患者さんはいないからシビアな答えは返ってこない。
患者さんはシビアだよ。安くても治らないとこない。
そんな本物の厳しい中でもまれると、本物になれるし、立派な理論理屈を言っても、絵に描いた餅しか食べられないよ。
自分で開業するか、安い給料で専門院に身を置いていて将来を見つめたほうがいいんじゃないかな。」
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【2020/07/03 19:06 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
再び
制限が解除されて、川井鍼灸院も地方からの患者さんが再び戻ってまいりました。群馬・岐阜・大阪・名古屋・札幌、待ちかねたように皆さん
「3か月ぶりです~!早く来たかったです」
『本当にまた良く来てくれて、ありがとうございます』
と院長はすごく心の底から喜んでました。
ただまだ、患者さんは3月までのような状況にはなりませんが、このままコロナが終息して海外からも前のように治療室に色んな人が来てくれるのは、来年の春になってしまうかな?長期戦で構えて、その間自分の健康管理に気を配り、経済的にはダメージはあるが年齢も年齢だし自分が休める良いきっかけになったかな?そう前向きに考えて毎日患者さんに取り組んでいます。
スタッフも給料はダウンしたが、治療院を閉めるようなことがなくて良かったんじゃないかな。これをきっかけにピンチをチャンスに変えて、スタッフ一同人間としても技術者としてもレベルアップして、衛生面・換気に気を配り、前以上に万全を尽くして頑張っています。
【2020/07/03 19:05 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
血となり肉となる
免許とりたての鍼灸師との会話「私は色んな鍼灸に関係する本をたくさん読んだり、研修会に行っています。」
川井院長「それで何か感じた事は?」
「東洋医学、鍼治療の素晴らしさをすごく感じています。」
「具体的にこういう患者さんを治したいとかいうものは持っていないの?
例えば、ごく近所のおばあちゃんが『膝が痛くて病院に行っているけどなかなか治らない。』『ぎっくり腰で病院に行ったけど、ただ薬をくれるだけ。』
首腰の椎間板ヘルニアになって手足がしびれているけど病院に行ったらやっぱり薬をくれるだけで『もっと酷くなったら手術をしましょう。』
こんな人が多いんだよね。
私がハリ免許を取得した時は、患者さんでこういう人ばっかりきたので、具体的にすごく悩んでいたけどね。
漠然と研修会に行ったり、本を読んでもあまり役に立たないんじゃないの?
突発性難聴はどうやって治すんだろう、五十肩はどうやって治すんだろう、こういう風に具体的な悩みがないと開業しても2〜3年で治療院を閉めている人が多いよ。
具体的に、このぎっくり腰、どうやって治すんだろうか?苦しみ悩み、その方法がわかると、私の若い頃は凄く嬉しかったけどなぁ。
今、色んな若い人に会っているけど、すごく悩んだり、すごく感動したりすることが少ないように思う。
もっと具体的に、これはどうして治すんだろうか?と悩むべきだと思うけど。
そしたらすばらしい技術に出会うと、感動できるから。それが血となり肉となるんじゃないかな。」
【2020/07/03 19:03 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
現代社会の病気
「私、頭痛がして、めまいがして、吐き気もして救急車で運ばれたんです。
そしたら病院では、どこもこれといって悪いところはないって。でもいつも調子が悪くて…」
「それでパソコンをよく10時間もできるね。
あなたが知らない間に首が交通事故と同じむち打ち症になっているんだよ。
原因はパソコンだね。
頚椎(首)が硬くなって、首肩が異常に張って、眼精疲労が進みすぎると頭痛が起きて吐き気がする。
こんなパターンの人が多いよ。
きっとパソコンでうちを見つけ出したときに、ここに行ったら治ると思ってきたんでしょ?
あんまり強い指圧マッサージ等は受けないほうがいいよ!捻挫がひどくなるから。」
そんなことを話しながら、院長は頸椎を入念に診察し、子供用の小さな鍼を3本。捻挫の治療である。
首を左に回したり右に回したり、肩を回したり…こんなことで捻挫が治る。
こんな治療が鍼プラクティック。
「どう?」
「何か頭がボーッとして気が巡った感じです。」
「簡単なこと言うと、交感神経の緊張が緩んで血の巡りが良くなったんだよ。むち打ち症と一緒。10回くらいメンテナンスすると健康を取り戻すことができますよ。」
こんな患者さんが多い。
現代社会の病気に、私が開発した治療法が合っているのだろう。この不況にどうしようもない人たちがやってきてくれる。
【2020/07/03 19:01 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
死ぬまで追求
東洋医学の書物をほとんど読み尽くしたと言う院長の鍼灸仲間のIさん。
「川井さん!若い頃からあなたは研修会にも出席せず、中国の素問とか霊枢などに興味も示さず、それなのにこの55年、日本中からも患者さんが来られ、そして誰もが知っている政財界の大物、芸能人、また海外からも紹介で来る。あなたは古典にのっとっていない鍼治療でよくいろんな患者さんを引き寄せていますね。」
「逆にあなたのこと言うと、書物ばっかり呼んで日本中の講演会へ行って、臨床を大事にしていると思えないが、もうお互いに70過ぎ、
私(川井)の場合はいつも言っていることだが、若い頃から治さないと生きていけないと言う発想。
例えば宮本武蔵は自己流で二刀流を編み出し、負けたら殺される、勝つ剣法を編み出し、二天流という新しい剣法を編み出し、
私の場合もこられた患者さんを必ず治す!と言う鍼治療を編み出した。
私の場合は研修会とか色んなとこに行かなかったが、日本中の優秀な治療院を訪ね、悩み苦しんで編み出した鍼治療なんだよ。
みんなそれぞれ違っていいんじゃないかな?
批判もせず、治すことにこだわって結果を出せば良い。
常識とはちょっと違う鍼治療をしているから、いろんなところで鍼治療受けた患者さんもびっくり、鍼の仲間もびっくりするような治療法。
この治療法をこの歳になってもどんどん進化させ、今でも、毎日少しずつ変わっている。
普通の人は、65歳、70歳になって余生で将棋や囲碁をさしてゆっくりするが、
私の仕事は死ぬまで追求。
死ぬまでにどれほどまでに進化するのか、それが楽しみですよ。」
【2020/07/03 19:00 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
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