ネットを見て急遽、治療室においでになった土曜日の患者さん。
38歳女性「私は凄い便秘症で、あまりにも物忘れがひどいので、病院で脳を調べましたが、特に異常はないとのこと。
この両方を治してほしいのですが。」
『色んな鍼灸院がネットにはあるけど、どうして川井鍼灸院を選びましたか?』
「なにしろ、直感なんです。ここに行きたい。」
『Facebookも見ましたか?』
「Facebookをいつも色々見ています。」
『色んな事が書いてあるでしょ?』
「そんな中で主人にも誘いをかけ、腰痛で苦しんでいる主人にここに行こう!と連れて参りました。」
『人間というのは縁だよね。
うちの若いスタッフも、北海道から来て今年から勤めていますが、直感で決めたとのこと。
だから、縁を大事にしている私(院長)はどんな事をしても一流に育てようと患者さん同様、必死なのです。
あなたも色んな病院に行き、色んな鍼治療に行って、なかなか結果がでない。
今日は今までと全然違う鍼治療をしますよ。』
「ネットを見ると、お尻にたくさん鍼を刺してあるのを見たので。怖くて少し二の足を踏みました。」
『そんなことはしません。
患者さんによって、小さい鍼を一本で終わってしまう人、骨が老化しすぎて血の巡りが悪いと鍼がたくさんになる可能性があります。』
今日は来て良かったという。
『究極の治療をしますから、楽しみにしていてください。』
院長が脈をみて、左の合谷にたった一本。
そして、重要視したのは、やはり頸椎。
院長がよく使う、膀胱炎、子供のチック症、末期癌の患者さんに使っている、院長が55年で見つけたというツボ。
このツボはなかなか院長以外は取れません。
だから、全ての患者さん一人一人に院長はこのツボを取って印をつけさせます。
最後にもう一度脈をみて、おでこの額中というツボに温灸をしました。
前にも温灸の話をしましたが、この温灸の説明の仕方が院長独特なのでご紹介します。
『この、物忘れがひどいという患者さんにこれからやる温灸は、説明が重要なのです。
普通の温灸と違って、温かくなったらお取りしますが、温かさを感じないでいる人には、もぐさが半分くらい燃えたら、お取りしますので安心ください。
あなたが「まだ温かくならなけど、どうなっているんだろう。おかしいな。」頭の中で、心の中で気を揉むことが凄く良い、脳の刺激になるのです。
だから安心して、治療を受けて、楽しんでください。』
院長は気の巡りの良い人、そして心の美しい人には、この温灸が効く。と必ずスタッフに銘じて行います。
このちょっとした刺激が、身体の脳の機能を活性します。
何か縁を感じて来た人には必ず温灸をします。
帰り『どうですか?』患者さんに聞くと、満面の笑顔。
なにか、悪いものが出て行ったような。爽やかな黒目、瞳の輝きが増していました。
最後に院長が出てきて『必ず治りますよ。』
ご主人は「もう腰の痛みは取れた。」と言って喜んでいます。
『よく2人で一緒に来ようと思いましたね。
こんなコロナの時期に。
うちの治療室。すごい風通しがいいでしょ?
窓を全開にし、ドアも全開、サーキュレーターを3つ付け、クーラーも温度を一番下に下げ、換気扇、空気清浄機、万全を尽くして。
なんだか治療室に入った途端、安心感が、ゆったり感がしますでしょ?』
と院長は常に全てに説明説得を欠かしません。
