忍者ブログ
  • 2025.03
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 2025.05
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2025/04/21 16:03 】 |
『縁』
『縁』
この縁と言うものは不思議なものだね。
何か73年生きてきて、縁がある人というのは不思議なもので、うちにいるスタッフ、1人は今年で41年、もう1人も31年いる。この2人、私(院長)を尊敬してるでもなく、私もしょっちゅうコノヤロー、バカヤロー、いつもおかしなことをするたびに叱っている。
しかしいつもケロリとしている。
きっと死ぬまでいるつもりなのだろう。
居心地がいいのかな?給料も高いわけじゃないんだけど。縁だなぁ。
だから「もう一生いなさい。縁を大事にしよう。」
そういえばうちの患者さんの世界的有名な芸術家、そして若くして大実業家になったKさん。
歳は10いくつも離れているのだが、この人、縁を感じるのかな。
この時期に「食事をしませんか?」と昨日お誘いがあった。
歳は10いくつ離れていてもこの2人は、私なんか通り越して世界的に活躍している。私と比べて雲泥の差だ。
縁を感じるのかなぁ。親しみを感じるのかな。
お誘いを受け、こんなコロナの時だけど、心を許せる人と話をしてみるかな。本当に気心知れている人と縁が切れないということは嬉しいことだ。
今日はこのお天道様のかんかん照りの暑さの中、散歩をしながら、また縁というものをしみじみ感じた。
PR
【2020/09/08 11:00 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
決して魔法ではない
日、月とゆっくり休んで英気を養った院長の、今日の治療の始めは咽頭癌の手術の後、放射線、癌は良くなったのだが、好物だった肉・お刺身、みんな味気なく食事が楽しくない。
「生きると言うのは、いろんな楽しみがあって生きていこうと思うのだが、これは病院ではもうだめ…そんな思いで参りました。」
息子さんが調べに調べて川井鍼灸院に到達したとの事。2人でおいでになり息子さんはお父さんの治療を眺めている。
お父さんは雄弁な方で若い時から苦労されて今でも仕事をやっているとの事。「こんな時期でも私のビジネスは上り坂なんですよ。」非常に明るく、気の入った人だ。
ただ味気のない食事に意気消沈している様子。そんな患者さん、今日2回目。
院長は「少し時間が経っているので20回くらいはかかりますよ。必ず治します。」
治らないとね患者さんは来てくれないからね。この後も末期癌の66才の女性、整形的な痛みの患者さん、めまいの患者さん、手がしびれている患者さん、いろんな患者さんが鍼治療は続く。
院長がスタッフに向かって「鍼治療は面白いよな。技術を積み重ねるといろんな病気の人が治せる。決して魔法ではない。ただ治す力の強い人は早めに治る。1番患者さんに言える事は、体を温める食事をし、なるべく腹の底から笑っていると身も心も温まり、大体ほとんどの人は治る。」と院長は毎日のように言っている。
写真は我々スタッフがプレゼントした可愛らしいシャツを院長が着てくれました。
【2020/09/08 10:58 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
手がそこに行くから
院長の治療は最近、不思議なんです。
右下横向き、20代前半の若い女性、パニックで電車にも乗れないし、元気も出ない。
「病院に行ってもどこに行っても治らないんです。
鍼は怖いと思っていたけど来ました。」
院長は『右下横向きに』
スタッフ「どこに鍼を刺してるんですか?」
『3センチと4センチの間の頸椎寄り、4センチくらいのところかな?手が届くんだよな。』
たったそれ一本ですよ?
骨に転移してるという末期癌の患者さん
「右の背中が痛くて」
それに対しては小学生用の鍼を4本。
共にすごく楽になって帰るんです。
院長に聞くと「どうしてそこですか?」
『院長の治療は最近、不思議なんです。
右下横向き、20代前半の若い女性、パニックで電車にも乗れないし、元気も出ない。
「病院に行ってもどこに行っても治らないんです。
鍼は怖いと思っていたけど来ました。」
院長は『右下横向きに』
スタッフ「どこに鍼を刺してるんですか?」
『3センチと4センチの間の頸椎寄り、4センチくらいのところかな?手が届くんだよな。』
たったそれ一本ですよ?
骨に転移してるという末期癌の患者さん
「右の背中が痛くて」
それに対しては小学生用の鍼を4本。
共にすごく楽になって帰るんです。
院長に聞くと「どうしてそこですか?」
『手がそこに行くから。』
ただ唖然。
院長の治療はいつもそんな感じです。でも治るんです。
院長は治療している以外はリクライニングチェアーに座っていつも目をつぶってなにか集中している様子、聞くと『心を穏やかにして脳を休めて、治療で患者さんと一体になろうとしているんだよ。脳が疲れてると良い治療にならないからね。心静かにしてると自然に手が引っ張られていろんな病気が治せるんだよ。』
なかなかスタッフにはよくわかりません。
しかし、積み重ねるとこんなものなのでしょうか。
我々スタッフは、それ以上院長に質問することはできません。。』
ただ唖然。
院長の治療はいつもそんな感じです。でも治るんです。
院長は治療している以外はリクライニングチェアーに座っていつも目をつぶってなにか集中している様子、聞くと『心を穏やかにして脳を休めて、治療で患者さんと一体になろうとしているんだよ。脳が疲れてると良い治療にならないからね。心静かにしてると自然に手が引っ張られていろんな病気が治せるんだよ。』
なかなかスタッフにはよくわかりません。
しかし、積み重ねるとこんなものなのでしょうか。
我々スタッフは、それ以上院長に質問することはできません。
【2020/09/08 10:57 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
イメージと鍼
古典で日本を代表するような鍼灸師「なぜ虚実補瀉とか言わないでマクロファージとかおっしゃってるんですか?」
川井院長「うーん、鍼灸師と思えないような私ですが、30歳を超えたときに椎間板ヘルニアの患者さんばっかり。腰、首、これを治さないと生きていけない。
そして椎間板ヘルニアの鍼治療が完成したら、日本で1番、椎間板ヘルニアの手術をしているというお医者さんが患者さんとしておいでになり、治療が終わった後『えらい楽になったけどどんな理屈なんですか?』と聞かれ
私(川井院長)はいつも素人の患者さん、お医者さんにわかるように古典的な言葉を使わない。
『飛び出た髄核は痛みが取れると食細胞(マクロファージ)の力で自然吸収してくれる。
コロナウイルスもそうでしょう?第一段階で自然免疫のマクロファージが強い人は一気に治ってしまう。』
何しろマクロファージと鍼治療、そして私。
そんな感じでいつもマクロファージをだして説明する。
陰と陽、補瀉をだすなんてことはない。それでいいんじゃないかな。
治ればそれでいいんですよ。あんまり理屈を言うのは好きじゃないんだよね。故高倉健さんが多くをしゃべらないように、あまりたくさん説明すると自分自身がわからなくなって治ればそれでいいんじゃないかな。
どうですか究極の鍼の先生、こんな答えでお許し下さい。イメージと鍼、こんなこと言ってる私は少し説明不足のことが多い、と自分でも感じているんです。」
【2020/09/08 10:55 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
雑炊を食べなさい!
このコロナ騒ぎ。そして40度近くの蒸し風呂に入ってるような暑さ。
何か休みでも憂鬱な気分。
しかしなんとなく若い時のことを思い出した。
20歳、21歳のときの行きつけの『桃源』という割烹料理屋。
いつも体が冷え切って体調を壊している患者さんに「雑炊を食べなさい!」とよく言っているが、このおばあちゃんはニラ雑炊が上手だったなぁ。
本当に人情の厚い人だった。休みのたびに私を誘ってくれておいしいものをご馳走になった。ずいぶん可愛がってもらった。そんなことをふと思い出し若い頃のことを懐かしく思う。
このおばあちゃんとは休みの前、2時、3時まで政治の話、宗教の話、経済の話、文学の話、いろんな話をした。
本当に頭の良いおばあちゃんだった。
私も一生懸命話を聞き、お話をして、とても息の合ったおばあちゃんだった。
病気になって病院に入院しお花を持ってお見舞いに行ったら、あのおばあちゃんが懐かしかったのだろう、大粒の涙をこぼして喜んでくれた。もうしゃべる力もないけど、本当に嬉しそうな顔して、懐かしそうな顔していた。
そんなことをふと思い出し、この蒸し暑い日、なんだか爽やかな気持ちになった。昔を懐かしむのもいいことだな。楽しかったことを懐かしむということは心にも体にもいいことだな。
このシャツは私達女性スタッフ3人が院長の誕生日にプレゼントしたもので、院長は今日これを着て、いつもの風通しの良いテラス席でワインを飲んでいます。

【2020/09/08 10:54 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
<<前ページ | ホーム | 次ページ>>