日、月とゆっくり休んで英気を養った院長の、今日の治療の始めは咽頭癌の手術の後、放射線、癌は良くなったのだが、好物だった肉・お刺身、みんな味気なく食事が楽しくない。
「生きると言うのは、いろんな楽しみがあって生きていこうと思うのだが、これは病院ではもうだめ…そんな思いで参りました。」
息子さんが調べに調べて川井鍼灸院に到達したとの事。2人でおいでになり息子さんはお父さんの治療を眺めている。
お父さんは雄弁な方で若い時から苦労されて今でも仕事をやっているとの事。「こんな時期でも私のビジネスは上り坂なんですよ。」非常に明るく、気の入った人だ。
ただ味気のない食事に意気消沈している様子。そんな患者さん、今日2回目。
院長は「少し時間が経っているので20回くらいはかかりますよ。必ず治します。」
治らないとね患者さんは来てくれないからね。この後も末期癌の66才の女性、整形的な痛みの患者さん、めまいの患者さん、手がしびれている患者さん、いろんな患者さんが鍼治療は続く。
院長がスタッフに向かって「鍼治療は面白いよな。技術を積み重ねるといろんな病気の人が治せる。決して魔法ではない。ただ治す力の強い人は早めに治る。1番患者さんに言える事は、体を温める食事をし、なるべく腹の底から笑っていると身も心も温まり、大体ほとんどの人は治る。」と院長は毎日のように言っている。
写真は我々スタッフがプレゼントした可愛らしいシャツを院長が着てくれました。

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