『最近これは、と言う治療はありましたか?』
『半年ぶりに来た小学校2年生の男の子。4月からまたチック症が発症して、体が大きく震え、叫び声を出す。
4月、5月、6月、7月、8月と病院に行ったがらちがあかず、やっぱり川井鍼灸院に行ってみるか!
きっと鍼を怖がっているのだろう。それとコロナ。この子供も決断したのでしょう。このままじゃ苦しい。
両親揃って心配そう。
病院に行っても結果が出ない。
「川井先生お願いします。」両親の悲壮な叫び。治療室の患者さんも注目。
スタッフも注目。
その中で結果を出さねば!と院長も少し緊張した表情。
この子供に対し院長は、少しでも緊張緩めようと思って「ここでは日本語は通じませんよ!
いい?痛かったらPain!
ちょっと重い感じがしたらA little shock!
強く重い感じがしたらBig shock!わかったね?日本語厳禁ですよ。」
と言いながら院長は、たった1本で治すぞ!と
入念にポイントを探す。その間、院長は、
A little shock?Big shock?まだ鍼は入ってませんよ!」と話ながらもう鍼は入っている。
少しズンとした。
「A little shock!Big shock!」とこの子供、叫ぶ。
「はい、もう終わったよ!
鍼を抜いたよフィニッシュ!
これでセロトニンが出るよ。もうお家に帰った頃には元気になれるよ。」
1週間経って土曜日の午後、今度はお父さんと一緒に来院。
「どうでした?」
「おうちに帰ったら元気になっちゃって。本当にありがとうございました。」
今日はこないだと違って静か。
5回で治すと言う院長の約束。
「どうして治るんですか?」
「脳の緊張が取れるんだよ。交感神経の緊張が取れるんだよ。この子は繊細な子なんだよ。
いろんなことでストレスが溜まっていた上に、コロナ。病気は全て自律神経。
私が55年もやっているから会った瞬間に安心感があるのでしょう。そして今までのツボと違う院長が見つけ出した究極のポイントに刺しているから脳の緊張がストーンと緩んで、なんだか夢の世界。幸せ気分。
そんな感じになって正常な自分に戻っているので嬉しいんじゃないかな。』

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