忍者ブログ
  • 2024.03
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 2024.05
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2024/04/24 19:26 】 |
イタリア人も
日本に20年以上いるというイタリア人。太っていてよく足腰を痛めて来られる。
「今日はどこ痛めたの?」
足のスネの下が痛くて。何か腰の方もきてるみたい。」
「あなたは、イタリアンの食べ過ぎじゃないの?」
「私みたいな大きい人を治療するの、院長は大変でしょう?」
「何キロ?」
「100キロ」
「今治療したお相撲さんは170キロだから、あなたが小さく見えるよ。」
「初めて言われたよ、小さく見えるなんて。嬉しい!」
なんだか明るいイタリア人。
「あなたは我慢強いからちょっと酷いけど、3回で治しましょう。これは普通の人なら5回はかかるけどね。あなたは明るいし積極性があるからね。」
それにしてもこのイタリア人、日本語が上手。
私のジョークを日本語で面白く返し、こんな患者さんは大笑いしながら治療できる。
まず体の大きい人はツボを取るのが大変。
何しろ私の治療は、うつ伏せにさせといて、太ももの前面のツボを取る。手で持ち上げながらツボを取るから相当気合を入れないと。
しかし中々このツボは普通の人には取れないと思うよ。
常に新しいツボを発見している。
私が見つけた首のツボは究極の自律神経調整のツボだ。
ここは力はいらない。ここのツボはたった1本で勝負する。
時々写真で紹介しているが、きっとわからないだろう。ウチのスタッフに手取り足取り教えてもわからないツボなんだ。
「鍼治療とは、しっかりしたツボが取れると、自律神経も股関節も、腰椎も緩むものだ!」と院長はスタッフにいつも言っています。
PR
【2020/09/24 17:11 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
頸椎を重視
「色んな鍼灸院に行って、腎虚と言われ、肝虚と言われ、治療した直後は少し何かエネルギーが入ったかな?と思うんですが、やっぱりこの数年、元気が出なくて疲れやすいし、夜よく眠れないし、もう一つ集中力もなく目が疲れると頭が痛くなって吐き気もする。こんな症状は治りますか?」と、初めての患者さんからの電話。
「院長は今忙しいのですが、横を通りましたのでちょっと代わってみます。」
院長の質問「むち打ち症をやったことある?追突事故?それともパソコンを長い時間やるの?本をたくさん読むの?」
「若い頃、追突事故にあいました。」
「それから頚椎捻挫が起きているんだね!
簡単なこと言うと頚椎が縮まっちゃって、硬くなり、弾力性がなくなり、重い頭蓋骨を支えるので精一杯。
だから今までの鍼治療では追いつかないんじゃないかな。
私の鍼治療は、鍼プラクティックと言って31個の骨、特に頚椎を重要視しているんだよ。
捻挫を治すと見違えるほど良くなるから、一度鍼プラクティックと言う新しい治療を受けてみたらいかがですか?
詳しいことは私の本を読めばいろいろわかりますよ!
もしその気になったらもう一度電話してきて下さい。」
普通の患者さんにはわからないから簡単に説明します。
腎虚と言うのはエネルギー不足。肝虚と言うのはすごく繊細になって物事が全て感じやすくなる。そんなふうな感じだと思います。
【2020/09/24 17:10 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
19歳の思い出
19歳の思い出。東京の超有名な鍼の学校に入学して半年が経った。
紹介で"蒸し風呂と指圧"という所へ面接へ行き、即採用になって次の日から勤めることになった。スタッフを紹介されると、そこに鍼灸学校の同級生の故·中島君が居た。その当時19歳。
「なんだ川井くんか!」
その中島君も数ヵ月後にそこを辞めた。しかし気の合う2人は時々会う機会があった。
この男、東大中退のエリート。歳が1つ上の中島君に
『おーい!東京生まれの中島君、東京が海だとすると高級魚はどこが一番釣れる?』
即、
「田園調布と青山かな?なぜそんなこと聞く?」
『この6ヶ月後の5月に指圧の免許が取れる。そしてその1年後に鍼の免許が取れる。俺はアルバイトで20万貯めた。お前はいくら持ってる?』
「5万」
『よしわかった。25万で青山で開業しよう!』
理性的な中島君
「おい、ちょっと待てよ!」
行動的な川井に戸惑っている様子。しかし川井の意見に引きずられて5月に開業した。
慎重な中島君と行動的な川井。お金もなく始めたものの、患者さんは来ない。しかしお酒を飲みながら友の中島君に、
『為せば成る 為さねば成らぬ 何事も』
その積極性が運を呼んだのだろうか、若い時の2年間は順調にいった。
その後、川井院長は73歳を迎えた。
遠いハワイで漢方概論の教授をやっていた中島君は、運悪く死んでしまった。
この私は運が良いのか、中島君を心の中に感じながら供に生きている。
そんな事をビルの谷間のイタリアンレストランでワインを飲みながら、ふと感じました。
【2020/09/24 17:09 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
説明説得
ネットを見て急遽、治療室においでになった土曜日の患者さん。
38歳女性「私は凄い便秘症で、あまりにも物忘れがひどいので、病院で脳を調べましたが、特に異常はないとのこと。
この両方を治してほしいのですが。」
『色んな鍼灸院がネットにはあるけど、どうして川井鍼灸院を選びましたか?』
「なにしろ、直感なんです。ここに行きたい。」
『Facebookも見ましたか?』
「Facebookをいつも色々見ています。」
『色んな事が書いてあるでしょ?』
「そんな中で主人にも誘いをかけ、腰痛で苦しんでいる主人にここに行こう!と連れて参りました。」
『人間というのは縁だよね。
うちの若いスタッフも、北海道から来て今年から勤めていますが、直感で決めたとのこと。
だから、縁を大事にしている私(院長)はどんな事をしても一流に育てようと患者さん同様、必死なのです。
あなたも色んな病院に行き、色んな鍼治療に行って、なかなか結果がでない。
今日は今までと全然違う鍼治療をしますよ。』
「ネットを見ると、お尻にたくさん鍼を刺してあるのを見たので。怖くて少し二の足を踏みました。」
『そんなことはしません。
患者さんによって、小さい鍼を一本で終わってしまう人、骨が老化しすぎて血の巡りが悪いと鍼がたくさんになる可能性があります。』
今日は来て良かったという。
『究極の治療をしますから、楽しみにしていてください。』
院長が脈をみて、左の合谷にたった一本。
そして、重要視したのは、やはり頸椎。
院長がよく使う、膀胱炎、子供のチック症、末期癌の患者さんに使っている、院長が55年で見つけたというツボ。
このツボはなかなか院長以外は取れません。
だから、全ての患者さん一人一人に院長はこのツボを取って印をつけさせます。
最後にもう一度脈をみて、おでこの額中というツボに温灸をしました。
前にも温灸の話をしましたが、この温灸の説明の仕方が院長独特なのでご紹介します。
『この、物忘れがひどいという患者さんにこれからやる温灸は、説明が重要なのです。
普通の温灸と違って、温かくなったらお取りしますが、温かさを感じないでいる人には、もぐさが半分くらい燃えたら、お取りしますので安心ください。
あなたが「まだ温かくならなけど、どうなっているんだろう。おかしいな。」頭の中で、心の中で気を揉むことが凄く良い、脳の刺激になるのです。
だから安心して、治療を受けて、楽しんでください。』
院長は気の巡りの良い人、そして心の美しい人には、この温灸が効く。と必ずスタッフに銘じて行います。
このちょっとした刺激が、身体の脳の機能を活性します。
何か縁を感じて来た人には必ず温灸をします。
帰り『どうですか?』患者さんに聞くと、満面の笑顔。
なにか、悪いものが出て行ったような。爽やかな黒目、瞳の輝きが増していました。
最後に院長が出てきて『必ず治りますよ。』
ご主人は「もう腰の痛みは取れた。」と言って喜んでいます。
『よく2人で一緒に来ようと思いましたね。
こんなコロナの時期に。
うちの治療室。すごい風通しがいいでしょ?
窓を全開にし、ドアも全開、サーキュレーターを3つ付け、クーラーも温度を一番下に下げ、換気扇、空気清浄機、万全を尽くして。
なんだか治療室に入った途端、安心感が、ゆったり感がしますでしょ?』
と院長は常に全てに説明説得を欠かしません。

【2020/09/24 17:07 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
喜怒哀楽
今日、院長が『悪い事をするな!嘘をつくな!おかしな事をするな!』とカミナリが炸裂しました。院長以上に外でも雷が鳴っています。
院長は義理人情を大事にしています。
おかしな事をして患者さんに迷惑をかけたり、人を傷付ける嘘を言ったり、それを断固として許しません。
心の美しくないスタッフは患者さんを治すことが出来ません。患者さんにお世辞を言ったり手洗いをキチンとしないと、叱責が飛びます。朝早くから遅くまで真面目にやっていても患者さんに迷惑をかけると、『もう辞めて田舎に帰れ』
院長はおかしな事は許しません。
しかし改心すれば厚い人情で接します。
『美しい心、温かい心で人情持って生きろ!』
と言って院長は大笑いをしながら帰りました。
【2020/09/24 17:06 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
<<前ページ | ホーム | 次ページ>>