バトミントンをやっているという中学生の女の子。
両親に付き添われて来院。
鍼は全く初めてだという。
「そうか、お父さんがこの間まで腰が痛くて治ったから来る気になったんだね。腰というけど随分上の方まで痛いんだね。それも両方?」
とにかく院長は中学生の女の子に「バトミントンの時に左足を踏ん張ってグッと打つ??」
無口な女の子「ハイ。」
「あぁかなり練習量が多いので左股関節に負担がかかって、それで腰、背中が痛いんだね。やっぱしあなた、股関節を痛めているね。」
うつ伏せになって「鍼は痛くないよ!」きっと腰とか背中が痛いのにどうして前のモモに打つんだろう…そんな気持ちで受けているのだろう。
「他の治療院に行くとだいたい痛い、っていうところに打つよ。私みたいに50数年もやってるとどこが原因かわかるんだよ。」
鍼を刺して動いてもらう。
「鍼、我慢できる?」
大丈夫だと言う。
鍼を抜いたあと歩いてみたり、寝返り打ってみたり、座ったり立ったり。
「どこも痛くない。」狐につままれたような顔して驚いて
外で待っている両親に電話して「治療が終わりました。」
テニス、バトミントンそのような競技をやっている人は腰が痛いと言うのに原因が股関節であることが多い。

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