いま股関節の手術がずいぶん発達していて、手術後、調子が良いんですという人が多い。
そんな中で群馬の前橋から来ているTさん女性、両股関節が悪く、特に右が悪いので「即、手術しましょう」
しかしこの方はすごい。ご主人に支えられながら前屈みの姿勢で前橋からやっと車で治療に来られた。
「私は何としても股関節は手術したくないんです。1週間に1回、長年通いますから治してください!」
院長、快く引き受ける。
「あなたがそういう気持ちなら必ず治してやる。」
そして7年。なんと凄く良くなったり、ちょっと戻ったり無理して痛みが出た時もあったが人間ていうのはあんなに変形していても長年やると、鍼治療の応援で自然治癒力で治るもんだ。それも仕事をしながら。
いまも2週間に1回メンテナンスで来られている。
この間も歩く姿を見たときに、あぁ全く普通に歩いているなぁ、しかしこの人は信念のある人だなぁ。この人を見るたびに、人間は自然治癒力があるんだ。鍼治療というものは自然治癒力を応援してあげる治療なんだ。この患者さんを見るたびに手術しないで治したいという人を救いたい気持ちがどんどん強くなっています。
と、院長はスタッフの前で言われていました。
PR