鍼灸師の山岡さんの紹介で来院された患者さん。
5年前にボクササイズをやって股関節を痛めた後、腰を痛めてそれから腰の激痛が治らないんです。
2年前からもっとひどいんです。
そんな中でスタッフが問診して「ストレスとかはないんですか?」
にこやかな顔で「ストレスは無いんです」そこに院長が入ってきて脈を2分も3分も見ていて「ずいぶんストレスがあるんだね。」
「えーっ、なんでわかったんだろう?」
院長は55年もいろんな患者さんを見ているからすごく明るく人当たりの良い人って、ストレスを抱え込んで生きているんです。そういう人はお友達の話もよく聞いてあげる、その分だけストレスの塊になってしまいます。こういう方は信用できる人に今度は自分の心を聞いてもらうということが大事なんです。
横道にそれますが以前、顔面神経麻痺で来た患者さん。
「いろんなところで鍼治療やってきたんですがなかなか目が閉じなくて、ものを食べるときに大変なんです。」この患者さんストレスの原因が妹さんだと分かったときにそれから2回の治療で完治しました。人によって腰椎もそういうことがあるのです。
院長は早速「頸椎(首)の3番4番に異常あり!ここを矯正することによって、交感神経の緊張が緩み、体が温まって、マグロに例えると冷凍マグロを自然解凍して料理しやすくする。」
そんなことを患者さんにいながら患者さんが想像もできないところにポイントを取る。
「やっぱし皆さんが仙腸関節と言っているがあなたは股関節が長年ずれているね。
その治療たるや大腿部に1点。鍼を刺したまま体操させる。
2回か3回体操させて「今日は終わり。このような治療であの患者さん、良くなりますよ。」
あと1回か2回治療したら紹介者の鍼灸師の山岡さんのもとにお帰ししたいと思っています。
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