「なぜ、私たちが学校で教わってきたツボを院長は使わないんでしょうか?」
『今まで決められているツボは脈を診て、脈を整えるときには必ず使っているよ。ただ、私の作った鍼プラクティックというのは背骨を中心にしている。頸椎の捻挫がある場合今までのツボでは矯正できない。そこでどんどん新しいツボを私が見つけ出し、頸椎が正常になると自律神経も良くなって皆さんに喜んでもらって帰っているよね。』
「腰が痛い人が来ても院長は今までの教わってきたツボと全然違うところを使いますよね?」
『さっきも言った通り私の鍼治療は、腰椎の矯正、股関節の矯正、膝関節の矯正、鍼プラクティックという名のもとに色んな患者さんを治している。関節の矯正に使うツボは今までの脈を整えるツボと違うんだよ。まず、老化した関節、飛び出た椎間板、そういうのを鍼を刺して動かすことによって手術をしないで治している。ただ鍼を刺しても治らないんだよ。積み重ねて見つけ出したんだよ。』
「どうしたら見つけ出せるんですか?」
『来た患者さんを治さないと来てくれないよね。こんな時代、ウイルスがどうのこうの。みんな普通の治療室は患者さんが激減するんじゃないかな?でもね、肋間神経痛が痛くって、股関節が痛くって、夜全然眠れなくって、薬を飲んでもダメだといったらどんな時でも来るでしょ?自分の生活のためにも患者さんのためにも、治すポイントを命がけで見つけてきたんだよ。すべて私の人生は命がけなんですよ。お坊ちゃまお嬢様にはわからないでしょ』

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