電話にて
「腰が痛くてやっとたどり着いた患者さん。1本の鍼で魔法のように治ってしまう人も居れば、なかなか何本打っても痛みが取れない患者さんもいますが、どういうことなんでしょう?」
『まず、体が冷えている人は気の巡りが悪くなってるから治りにくいよね。気の巡りのいい人は、的確な診断と正しいポイントに鍼が当たれば魔法のように治るのよ。
この間来た、膀胱炎で薬も効かなくて腎臓肝臓に副作用が出た患者さん。私が首のピンポイントに鍼を打ったら、1回で膀胱炎の菌が正常値になったと、「それも院長1回ですよ!」と患者さん自身が驚いていたよね。アトピーの患者さんもしかり。数回の治療で劇的効果が出る人も居る。それは何が違うのか。これはその人の持っている心持ち・素直さ。
私は50数年やって、純な心を持っている人、これは的確なポイントに当たるとすっごい免疫力が出てくるもんだなぁと長年やってつくづく感じている。やっぱり患者さんは体が冷えないように暖かいものを取る。そして純な心持ちになれること。そしてそれを治す鍼師は命を削っても治してやるという凄い気迫で患者さんと一体となることが病気を治す、痛みを治すことだと思うよ。』

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