当院の患者さんの中で「鍼灸学校へ行って卒業したんです。」「今鍼灸学校へ行っているんです」院長の影響で鍼灸学校へ行っている患者さんが多い。
そんな患者さんたちが鍼灸学校行って免許をとってこの道で生きる。「これは大変嬉しいことだ。」と院長はいつも言っている。
免許を取ってこれから人のために生きようとする人たちに対し、院長はいろんな質問に答えている。
スタッフ「そういう質問に答えるとき院長は、どんな感じで答えられるんですか?」
院長「全く同じような感じで、免許取り立てでこれからいろんな患者さんを治してこの道で生きていくぞ、人のためになるぞ!そんな中で私は10年間ぐらい空回りして生きてきた。つまりは患者さんは治らないと来てくれないと言うことだ。ある人は「お尻から足にかけて、すごく痛むんです。病院に行ったら椎間板ヘルニアからくる坐骨神経痛だと言われました。急に腰が痛くて歩けないんです。」
免許取り立ての頃どう対処して良いものか途方に暮れ、学校や研修会で立派な理論理屈を教わってきたのだが、何の役にも立たない。若い時嫌ってほど打ちのめされて、治せる本物の鍼灸師にならなければ人のためどころか自分も生きていけない。そんな中で私は、確実に治せると言う治療法を編み出してきた。
この55年まだまだ治せない患者さんはたくさんいる。死ぬまで精進。
本当のことを言うと、この70代というのはいろんなものが見えてきて、何かいろんな病気を治せるような気がするなという可能性で若い時より希望に胸が膨らんでいる。
何しろ積み重ねだ。毎日毎日の積み重ね。
若い人は辛抱して辛抱して、理屈を言わないで、どうしてなんだなぜなんだと言わないで、あぁこういうもんなんだ!素直な気持ちで受け取ると言うことが大事なんだよ!」と院長は常々言っている。

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