「根気と積み重ねという言葉をよく使われますが」
『粘り強く根気をもって積み重ねる。こんな地味な作業が鍼で人を治すために基本基礎として大事なんだよね。今度北海道からくる21歳の女性。私は19、20歳の時高校卒業して親の元を離れるときこれで甘えては居られないな、もう頼れないな、自分一人になった自由になった、おまけに寂しくなった。一人前になる、大人になるということはこれを切り抜けて、楽しいことばっかりない、感動するようなことばっかりない。ほとんどが基礎の勉強だ。本当に人を治すことが好きなら、我慢するのではなく、楽しむ。そういう余裕があって初めて進化し一人前になる。毎日楽しくはない。でもあなたが本物なら楽しみに変えられる。気の付く人間になり気配りをして、患者さんに寒くないか熱くないか、足元を気を付けてくださいとドアを開けてあげたり頭の中は毎日フル回転。それが人間修行なのです。ここで人生は決まるのです。基礎が大事なんです。』
院長は人情を一番大事にしています。ありがとうございますと心から言える、こんな人を院長が可愛がります。可愛がられればまた人生が楽しくなり、毎日毎日が気の付く人間になり愛情あふれる人となる、いい治療家になるには本物の人間でなければだめだと院長はいつも言っています。人間、信用信頼だ。だから下手な嘘はつくな!正直であれ!院長が一番教えたいのは信用と信頼である。信用と信頼があれば技術は自然に身につく。院長の治療は口すっぱく言うように、患者さんと一体になれ!天地宇宙と一体になれ!一回しかない人生、嘆くより心の底から笑って毎日を生きよう、と院長は必ず一日に一回は言っています。

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