変形性股関節症
4か月前、川井鍼灸院に「お友達と食事していたら腰が立たないんです。どうしたら良いんでしょうか?歩けないんです」と電話があった。
『誰かお友達で車持っている人居ないの?』
「いません。もう全然動けなくって」
『まずそれは救急車で救急病院に行ってからよく検査して、それから当院に来られた方が良いですよ』
その次の日、
「病院に行ったら右の股関節は手術した方がいい、左側はそのうちにまたやった方がいいと言われました」
『右の股関節は手術をするにしても、左は手術しない方が良いんじゃないかな?安易になんでも手術すると良くないよ』
それから4か月後。
「両方とも手術してしまいました。足の皮膚の感覚が鈍くて歩きづらいんです」
『両方やってしまったの!?』
「なにしろお尻に力が入らないし、それに骨粗鬆症が出てきて歯までおかしくなってしまいました…」
『あー手術するとねぇ、一気に免疫が下がるからね。まぁしてしまったことはしょうがない』
両方の太ももに鍼をたくさん打ち、ベッドの上で動かす。帰るとき、
『どう?』
「何か足が軽くなりました!」
『明日も続けて来てね!』
手術してみんな簡単に治ってスイスイ歩けるようになると思う人が多い。なるべくなら手術しないで、時間をかければ鍼でしっかり治る。当院にももっとひどい人で、手術したくないと7・8年前橋から1週間に1回通って、今は普通に生活している患者さんがいる。自然治癒力を大事にした方が良い。鍼は自然治癒力の応援団長なんです。手術は急がないで、なるべくなら時間かけても自然に治しましょう!

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