「院長!何しろクレアチン値が8以上いくと厚生省が人工透析をお医者さんに指示しているそうですね。」
「クレアチンの高い人は、塩分の取りすぎ、疲れすぎ、しっかり塩分調整をして鍼治療をすると効果抜群なんだけどね。」
「いま院長が診ている患者さん、クレアチンが10以上ありますよね?」
「あぁこの患者さんは食事療法を全然しないで、おまけに肺がんもある。
お医者さんは躍起になって『肺がんの手術をしたいが、人工透析をやってくれないとできない』と拒否され、付き添いの奥様も家庭で食事療法をしっかりやっているのだが、当人は外食で、お友達と中華料理。塩分調整はおろか、ガンも腎臓のことも全然気にしてない様子。
「川井院長はよく『食事療法してくださいよ。』と言っていますよね??」
本人は、いつもニコニコ。開き直るとこうも元気でいられるのか。腎臓の専門医も「こんなに元気で、顔色も良いってことは鍼が効いているんですかね?まぁ様子見ましょう」
川井院長も「食事療法をしてくれたら数値も下がるのにね。」
脈をとって、血圧も前より下がっているとのこと。
顔色を見ると病人とはとても思えないような顔色で、むくみもない。
この患者さん、もしかすると病院で断られたのかな?
「川井院長に全てお任せします。」
任された院長も大変そう。
せめて食事療法をしてくれれば。しかし本人は元気。
「今年もしっかり通わせていただきます。」
そして満面の笑顔。
「クレアチンが10を超えていても、こんなに元気というのは。人間は気の持ちようというがやっぱり食事は大事!
今年こそ食事の大事さを丁寧に説明し、患者さんに気持ちが負担にならないように。」
院長は真剣に考えている様子。
「いろんな患者さんが来る中で、口酸っぱく、生活での食事療法、冷たい飲み物の制限。色々お話をして、食事療法の大切さを訴えるだが、患者さんによっては、話は聞いてくれているのだが実行しない。
人を治すということは大変なことだ。
今年も患者さんに寄り添って丁寧に説明説得をしていこう!」と院長はスタッフに話をしている。

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