鍼治療の長年の仲間から久しぶりの電話。
「50年以上やってて、脈診をしながら病院で治らないというリウマチ、色んな難病、色んな人を扱ってるけど、古典を重要視してすべての病気を治そうとして川井君と同じように生きてきたけど、あなたのように整形的な椎間板ヘルニアでも脊柱管狭窄でもなく、私のとこに来る人は不思議なもんでガンだとか筋無力症とか難病。同級生の川井君はどうしてる?」
『整形的なヘルニア、脊柱管狭窄、リウマチ、ガン、難病、すべて一緒じゃないのかな?老化なんだよ、老化。だから鍼でなかなか治らないなぁと感じることがおかしいんだよ。手術・薬、それは安易なんだよ。
すごく簡単なことを言うと自然免疫、マクロファージなんだよ。椎間板ヘルニアは普通の人は手術したら治る。ところが手術したらリスクがある凄いヘルニアもたくさんあるんだよ。そんな中、ちょっとした鍼治療でマクロファージを利用して、全部治るんだよ。
鍼専門でなかなか生きていけないっていうのはわかる。しかし、治るように体っていうのは出来てるんだよ。
治そうと思っているこっちの方がうつ状態になってるからおかしいんで、人間の体ってある程度の病気はガンでも抗がん剤使わなくても治るように出来てるんだよ。
治療する方もうつ状態、患者さんも好きなもの食べて好きなもの飲んでって、それじゃ治らない。
鍼治療っていうのは本当に素晴らしいんだよ。ちょっと食事に気を付け、温かいもの摂って、心からありがとうございます。そんなちょっとしたことで治ったりするんだよ。
それが55年の私の鍼治療の答えだなぁ』
と古き仲間と語気の荒い院長のいつもの前向きな人生哲学。
前向きな心こそ、絶対治らないものはないと豪語する院長の毎日の言葉に、私たちスタッフは師事します。

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