体重が100キロ近くある患者さん。
足を引きずるほど膝が痛くて病院に行ったら「注射器の針が届かない。これは難しいなぁ。」と言われ整形外科は諦め、当院に治療を受けに来院。
川井院長「体重が100キロもあっちゃねぇ…。
少し減らさないと。でもあなたには厳しいもんねぇ。
よし、このままで私が治そう。」
院長がイメージをして鍼を打つポイントを決める。その患者さん、なんと4〜5回の治療で膝が良くなった。
「院長、本当にありがとうございます。もう小走りもできます。」と感動している側で助手に入っていた私(スタッフ)「よかったですね。」と他人事。
そんな私に院長が一喝。
「治るって事は凄い事なのにわかんないのか!治すこと治ることが治療なんだ!治す方法を手取り足取りあなたに見せて教えているのに、何も感じないのか。」
川井鍼灸院に入って2年目の頃院長に叱られたんです。
それから私(スタッフ)はどんな方法つかっても治ることを治すことが大事なんだ!ということを深く感じました。それとともにお医者さんがさじを投げるほどの、あの膝を治すために、治療法を考え、命懸けで治療にあたり結果を出す院長は本当に凄いと感じ、もっともっと院長のようにアンテナを高く、素直に感動できる人間になろうと思った事を今日、ふと思い出しました。

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