「院長は今年で55年を迎えますが、長年やってるともうほとんどの人を治す自信があると思いますが…」
院長「この2ヶ月、この患者さんとあの患者さん、特に3人の患者さんを治せないと次のステップに繋がらないぞ、この3人の患者さんが治るとこれからの鍼術人生、一つ大きな階段を登れるかも。
10年声が出ない人、どこの病院へ行ってもめまいが治らない人、腕がブラブラになって右手が全然使えなくなった美容師さん。
この患者さん達、1人は完治し、あと2人はもう少しで治せるという見込みになった時、なんだかやっと生きた心地がしたよ。もし治せなかったら生きた心地はしないんだ。
一つ難関を超えたな。そんな感じで少し気持ちが楽になって、今いるんだよ。安心しているわけではないんだ。
次のステップが見えてきたんだよ。
どこへ行っても治らない患者さんが治って初めて先が見える。
鍼治療で生きていくっていうのはそんなものじゃないかな。
病院で治せないものを治せなかったら、鍼師として生きていくのは中々難しい。
だからまたやり甲斐があるし、どんな職種の人でもみんなそういう風に頑張っているんでしょう。
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