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【2017/10/18 10:47 】 |
「気」シリーズ
院長が私達スタッフに朝のミーティングで治療家としての50年を振り返って印象に残った患者さんの話をして下さいました。

今回は体の中の「気」、気持ちの「気」、自律神経、ストレスに関する話です。

20年前、川井鍼灸院に両親に連れられてきた小学校6年生のA君。
A君はちょっとした交通事故から軽い頚椎捻挫(ムチウチ)をおこし、それから2時間おきに強い頭痛が起こるようになりました。
その痛みに耐えられず自分で柱に頭を打ち付け痛みを緩和させていました。
大学病院で検査しましたが、脳や脳波などには異常は無かったため、心配した両親が日本中の良いと言われる治療院へ連れていき見てもらいましたが良くならず、半年後に川井鍼灸院を訪れました。

院長はまた刑事コロンボの様に色々と話を聞きました。両親に話を聞くと、
「この子はすごく良い子で。親戚にも誰に聞いても良い子だって言われる子なんです。先生、この子はどのくらいで良くなりますか?」
院長は脈を診たり首をみたりして
「これは簡単には治らないよ。2ヶ月くらいはかかります」
と答えました。それから両親が席を外した時にA君が院長に言ったそうです。

A君「先生、僕は川井先生に診てもらいたい」
川井「どうして?」
A君「両親に色々な所に連れていかれて、ほとんど行く所が3日で治るって言うんだけど治ったことない。川井先生は初めて2ヶ月かかるって言ったから信用できると思ったんだ」
川井「2ヶ月って言ったからか(笑」
A君「半年色んな所に行って。1日に2件行くこともあって、もう疲れちゃった。先生、僕、両親に殺されちゃう。僕は良い子じゃないんです。良い子に疲れちゃったんです」
川井「よし、明日から朝9時から終わる夜6時まで1日居なさい。お昼も食べさせてあげるから。2時間おきに頭痛が出るっていうから、経過観察もしたいしね」

次の日の朝9時からA君の治療は始まりました。
院長が脈を診て少し鍼をうち、A君をベッドに寝かせておきます。
その後、頚椎捻挫を治療するのですが、その他の時間 A君はベッドで横になりながら院長と他の患者さんとのやりとりや、院長がスタッフに話すことを聞いていたのです。
スタッフがダメな時には叱りつけ、良い時には褒める。楽しい時には笑うという院長の姿を見たり聞いたりする中でA君は色々な事を感じたようです。
時々院長がA君の様子をカーテンから覗くと、A君はニコニコ笑っていました。それが経過観察であり、院長の治療でした。

1ヶ月程この治療を続けた頃、A君の頭痛はすっかり治りました。
事故がきっかけで頭痛が出ましたが、良い子でいなくちゃいけないというストレスも原因になっていたのです。
それから10年間、毎年クリスマスにA君はプレゼントを持って院長の元をお礼に訪れていたそうです。

A君は院長みたいに自然体でいいんだ、良い子じゃなくていいんだと感じて、そういうのが治療にも効いたんだろうなぁ。「気」なんだ「ストレス」なんだと私達に話して下さいました。
お前たちも良い子ぶったり利口ぶったりすると治療家としても伸び悩むぞ!自然体で感じて生きろ!」と教えて頂いたミーティングでした。
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【2016/02/03 12:03 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
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