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元弟子のA君の治療室へ院長が指圧治療に行く。
院長「A君、オレ、50数年も緊張して鍼治療をやって来たもんだから最近ちょっと動悸がするんだよ。明日ちょっと検査に行くんだけど、私は心臓じゃなくて脳の緊張が著しくて動悸がしている、自分の判断ではそう思っているんだ。しかしちょっと勉強のため、念のために私は明日心臓の検査に行く。これも自分の体を通じた勉強だよ。」 A君「院長の背中はかたくてかたくて…。指が壊れそうです。少し足の方治療していいですか?院長みたいな人ばっかりだったら、もうこっちの指が壊れて商売になりません。」 院長「A君、背中が硬い時、どこで緩めたらいいと思う?それは臀部から骨盤を緩めると背中は緩みやすいんだよ。」 そして仰向けで一所懸命腕を指圧しているA君に院長が「そこの経絡は背中と密接に繋がっているんで、そこを指圧する時に、ちょっと背中と腕の関係を軽い調子で説明しながらやると効果抜群になるよ。」 そして一緒に同行したスタッフの質問 「院長はお寿司屋さんが好きですけど、院長がお寿司屋さんならどんなお寿司屋さんにしますか?」 院長「例えば、マグロでも北の大間のマグロと南の沖縄の方のマグロも買って、まず、ハイいらっしゃい!!なんて大声は出さないで軽く説明しながら、両方の味はいかがですか?そしてマグロでも熟成マグロとそうじゃないマグロ、味はいかがですか? アジでも九州の関アジと三浦半島のアジを両方揃えておいて、このアジの具合は如何ですか?頭の中で想像させて、そしてこのお酒と合うと思いますけど、って軽く勧めて…こんな会話の中で満足して帰ってもらうよ。 鍼治療もお寿司もやっぱり想像させないといけないんじゃないかなぁ。想像させるっていうことが大事なポイントだと思うよ。」 PR |
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