香港からわざわざ来られている有名なバイオリン二スト。
「演奏しているときは無我夢中で弾いているので終わった後、左腕が重くて痛くて。特に左肘が重くて痛くて。右肘もちょっと重いんです。」
院長は入念に肘関節を触診しながら首肩の触診も行う。
「あぁこれは、長いこと同じ格好でバイオリンを弾いていたために、頚椎、そして肩の僧帽筋がコチコチに硬くなり血流障害を起こしている。これは肘だけやってもだめだな。」
“きっとわざわざ日本に来られるくらいだから色んな治療を受けたんだろうな。”
まず繊細な体質をしているので僧帽筋を緩めるために小さな鍼を選んで6〜7本。
同じ姿勢で演奏しているために頚椎が捻挫気味。
この捻挫治療にも小さな鍼を数本。
“イメージ通りに鍼術が出来たぞ!”
「ちょっと様子をみてください。バイオリンを弾く格好をしたり肘の様子をみて下さい。」
「痛かった左肘がすごく楽になりました。右肘がちょっと残っているくらい。」
その後、右肘は大したことないので軽めに治療を行い、凄く楽になったとのこと。
「また来月、日本で演奏会があるので予約をとらせて下さい。」
もう何十年もバイオリンもやっているだろう「時々日本に来てメンテナンスをすることによってこれからも何十年と仕事を続けて行くことができますよ。これから時間を作ってメンテナンスに来てください。」色んな患者さんが次から次へと来られる中、院長は仕事を楽しんでいる様子。

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