めまいの患者さんがとても多いんです。
いつも院長、脈を見てから、額の真ん中にある額中というところに温灸をします。
この温灸の説明の仕方が非常に面白いのでご紹介します。
「この温灸はお灸と違って半分くらい燃えたら勝手に取りますが、途中で少し熱いのではなく、温かく感じられたら仰ってください。人によって感じ方が違うので、あれ?なかなかまだ感じないな。温かくないな。どうしたんだろう。
そんな頭の中で気を揉むことが、すごく緊張した脳が緩む」と院長は言うのです。
患者さんに「やけどはしませんよ。半分くらい燃えたら勝手に取りますから。
安心して、眠い時には寝てしまって結構です。
ほんの少しでも温かくなったら教えてください。
温かいなと感じるだけで、ここのツボは効果抜群なのです。」
この温灸が終わった後「めまいの患者さんは、頸椎が硬く、捻挫を起こしている。」と院長は言っています。
「頸椎が捻挫を起こしていると、脳の緊張が取れにくく、睡眠も取れなくなってきます。
そして、めまいや立ちくらみ、不眠症、体がだるいと色んなことが起きてくる」と院長は言っています。
今日も、最初からめまいの患者さんから始まりです。
また、院長は我々スタッフに心が美しい患者さんは、どんな病気も治す力を持っている。だからこちらがうまく引き出してあげると、奇跡が起きるのです。
だからスタッフにも『美しい心になりなさい。』と常々言っています。
「美しい心とはなんですか?」
『澄み切った空のような心、心情を薄絹で包み込んだような心、そんな心持ちに治療師もなることによって、患者さんの心は一層澄み切った空のように美しい心になって、体の中に気が巡り、色んな病気を治してくれるんだな。』と院長は常々言っています。

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