患者さんとしてきた鍼灸師「私は鍼灸と指圧を専門にした治療院を下町でやっています。特に70過ぎの人で往診に来てほしいと言うお願いが来て、往診料ももちろん保険。
実のことを言うとスタッフを2人使い、家賃を払い、これまではある程度治療室の経営もうまくいっていたのですが、このコロナ騒ぎ。この1ヵ月半、そしてこれから治療室を閉めようか迷っています。」
川井院長「まず大事な事は基本的には患者さんに来てもらうことだね。どうしても往診になると最低でも2〜3時間は時間をロスする。その時に治療室に突然来た患者さんは断ったりしなきゃいけない。
だから出張専門でやっていないなら、よっぽどのことがない限り往診はしないで治療室に来てもらう。それが治療室を存続するためには必要じゃないかな。
それと一番大事な事は、鍼と言うものは人口の3%くらいしかやったことがないと言う。
鍼が嫌いな人が多いのよ。
だからどこに行っても治んない人以外は、鍼専門院は来ないわけだから修行に修行を積んで、鍼で生きていくと言う事は生半可ではない!と言う気持ちにならないとこれからも景気不景気はやってくる。
毎日死に物狂いの積み重ねでやらねばこの仕事は大変だと思うよ。
毎日私はFacebookでこんなことを言っていますが積み重ねて積み重ねると、こんな1本の鍼でも夢が持てるんだよ。それ以外は言えないなぁ。」
PR