「純な心持ちの人は、患者さんであれ鍼師であれ、すごく大事なことなんだよ。と院長はいつも言っていますが…」
「何しろ私(院長)の長い臨床経験で素直な人、純な心持ちの人は気の巡りが良くなって治りやすい。これは50数年も経験すると本当によく分かる。
いつも思うんだが、心と体は繋がっている。
私は弟子も100人くらい教えてきたが、その1〜2割が私の技術を受け取れた。
それは実に素直で目を見ても『本当に良いものを教わりました。』これが重要なのです。
だからスタッフを面接するときはそれを重要視して採用している。
ほとんどの人が『私は古典の勉強をしていて、そういうことはよく知っています。』
自分の脈をみながら『脈が沈んでて脈が中々浮いてこないから風邪が治らないんです。』などと分かったようなことを言う。
こういう人は伸びない。
何しろ『1から教えてください。一生懸命覚えます。』というこんな純な心がある人は必ず将来成功する。
手が動かなくなった美容師さん。
目をみて脈をみて『あなたを必ず治して見せる』私は何か自然にそういう言葉が出てくる。
そういう心の持ち主だとこちらの思ってもみないような力が出る。
不思議なものだ。
なんだか分からないが凄い力が私に与えられる。
だからこそ私(院長)も一生純な心を持ち続けることが技術者として大事なことだと感じている。

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