何千人という社員をかかえている会社社長、10年声が出ないという。
「会議をしていて声が途切れ途切れになっちゃって、もう10年もありとあらゆる所に行ったんですけど治らないんです。」
昨日で5回目。
川井院長「今日の方が随分声が出るようになりましたね。この間は最悪でしたね。何かあったの??」
「院長、実は私が全面的に仕事を任せている男が失態をおかして、大変な問題になって…治療をドタキャンしてしまって、申し訳ありません。」
「あなたの仕事も大変だね。ストレスの塊だね。あなたは子供の頃から喉が弱いでしょ?だからストレスがたまると、みんな喉にきちゃうんだよ。私が20回くらいで必ず喉を治してみせると断言しましたよね?
私はあなたを含めて必ず治してやる、という人を治さないと私自身生きていけないんですよ。そんな思いで1本1本の鍼に魂を入れているんですよ。」
少し無言になり“この院長、1本の鍼に命を懸けているんだ。”
スタッフが見ていて顔が急に真顔になって“みんな大変なんだ。僕ばっかりじゃないんだ。鍼の先生も大変なんだな。”そんな感じで院長の顔を見つめていたのが印象的でした。
院長の、1本の鍼にかける情熱は凄まじいものがありますよ。凄い気を感じるんです。びっくりしますよ。
院長はイメージをして凄い気迫で治している、という実感を我々スタッフは毎日感じています。

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