「体で覚えろ!臨床で覚えろ!理屈じゃないんだ!イメージするんだ!考えるんだ!
一体になるんだ」
「それでは院長、一体になるということは具体的に…」
「簡単なことを言うとね『階段を登る時に膝の内側が痛くって…。』
患者さんの立場にたって階段を何回も登ってみなさいよ。
そしてイメージを膝の内側に入れて。そうした時にどこに鍼を刺してたら膝の内側の痛みが取れるか…それが大事なんだよ。内側が痛いからって内側の腫れたところに鍼を刺したら余計悪くなるでしょ。違うところにポイントがあるんだ!そこをイメージして見つけるんだよ。毎日がイメージなんだ。歩く時も、走る時も、寝てる時も。
本を読んでいる時、3時間も読んでいたらどこが一番先に痛くなるか?それが一体になるイメージする。
それが鍼プラクティックの基本なんだよ。理論理屈ばっかり言っていても学者になるだけ。臨床家は一体になるイメージできる。それに尽きるぞ!」

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