新人のスタッフの質問
「お尻から足にかけてあんなに痛くて、そして痺れているのがどういうことで鍼で治るんでしょうか?」
『これはいつもFacebookでも紹介しているんだが、病院で坐骨神経痛だと言われた。これは簡単に言うと、坐骨神経という知覚神経の異常興奮によって起きる。例えば冷え、例えば気圧。しかし、ほとんどの人が椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄。椎間板ヘルニアの場合で説明すると、骨と骨の間のクッションがつきたてのお餅に餡子が入ったようなもの。2週間くらい経ったお餅が硬くなりひび割れする。そこから餡子が飛び出る。これがヘルニア。それを病院ではチョキンと切って手術するが、人間には自然修復能力がある。ピンポイントの鍼を刺すことによって、異常興奮を起こしていた神経が緩和され痛みが取れる。鍼を刺して動いてもらう。そうすることにとって食細胞が働き出し痛みが取れると髄核(餡子)が自然吸収されて、手術しないで治る。これは私の55年の臨床で作り出した、新しい治療法なんだよ。
手術しないで、なんで鍼で治っちゃうのか?と日本一の椎間板ヘルニアの先生も疑問に思って患者さんとして来られたことがある。自然に治ることが1番ベストなんだよ。』
毎日のように院長は患者さんにもスタッフにも、一生懸命説明説得している。鍼治療はしっかりした信頼関係と説明説得がないと途中で辞めてしまう人が多い。患者さんの身になって心からわかってもらって通っていただきましょう、と院長がスタッフに話をしていた。

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