患者さんの中で、世界的有名な著名人の方が院長のところに沢山やってくる。
その中での院長に対しての質問「癌でも何でも治せると言っていますけど。」
院長「……」少し考えている。
「どこに行っても治らない人、どうぞおいでください、と言っていますが、癌を治せるとは言っていませんよ。
でも55年やっていて、みんなストレスと食事から病気になっているんだから、長いことやっていて治せるような気がするんだよ。
『ありがとうございます。』という言葉があるでしょ?
あれを万分の1も嘘偽りなく『ありがとうございます』今生きていることに対して、今までのことに対して、そんな感じでいる人って何か奇跡が起きるんだよね。
長い鍼治療人生どうしてこの人が治ちゃうの?治っちゃったの?わからないことが多すぎるんだよ。
ある哲学者が言っていたけど『真珠を薄絹や真綿で包み込むような心持ち』になると奇跡が起きるんだ。
どんな病気も意外とそんな感じじゃないのかな。何だかわからない凄い力が体に作用して奇跡がおこるサムシンググレートというようなことを言っている心理学者がいるけど何かが起きるんだよ。
それで私の鍼治療が効いているんだよ。
私が治しているんじゃないんだよ。
治す力を呼び起こし、治す力に触れて長年の経験で、そこに手が引っ張られるんじゃないかな?
わからないことだらけなんだけど、私の手が引っ張られると言うのも訳がわからない。
西洋医学でも、余命2ヶ月3ヶ月、と言われて生き残っている人がいる。
人間って気なんだよ心なんだよ。私は哲学者でもないし宗教家でもないし心理学者でもないけど、自分にも人にも嘘をつかず、心からありがとうございます、という心境になってみてはいかがですかね?
治る治すというのはそういうことが大事になってくるんじゃないのかな。」

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