「『縁』について、しょっちゅうお話しされていますが…」
川井院長「ある大物の政治家Jさん。
まさかこの人と縁があるとは思わなかった。
ある時、実のお姉さんが首の椎間板ヘルニアで紹介で当院に来られ『腕が切り取りたいほど痛いんです。手術はしたくないので鍼でどうにか治して下さい。』
十数回治療を重ねたのち、完璧に良くなり、その後、半年経過し『弟の治療をお願いしたい!』との事。
『弟さんは?』と聞くとなんと有名な政治家。この方は噂によると、注射も嫌いで尖ったものが苦手らしい。
そんな方がよく鍼治療をしようと決断してこられたな!そんな思いの中、有名な政治家Jさんがやって来られ『いろいろ治療したんだが腰が治らなくて…』
触診してみると仙腸関節が硬くなっており1番小さな鍼を3本ほど刺した。
そして少し動いてもらうと『これは腰より鍼の方が痛いね。』
その後、鍼を抜き様子を見てもらうと『えらい楽になった。』
『あと2回おいてください。かなり硬くなっておりますので。』
その後、家に帰られお姉さんに『いやー、楽になったけど痛かった。』
『痛くたって治ればいいでしょう!』とゲキをを飛ばされ『あと2回は行ってちょうだいよ。』と、お姉さんの強い勧め。
そんな強い勧めもあって3回ほど来られ『ずいぶん楽になったけど、これからは週1回メンテナンスで来るよ!』
と本人が私(院長)に断言した。
縁いうものは不思議なものだ。
別の大物政治家から『あの人は注射とか尖ったものは嫌いだと言っているのによく来られてるね。』と不思議がられ、それ以来30有余年、当院にこられている。
本当に縁というものは不思議なものだ。
この人とは絶対に縁があるな、と思う人が簡単に縁が切れたりする。
縁が少しでも長く続くよう、何でも治すべく進化を続けねばならない!といつも感じているんだよ。」
