川井鍼灸院スタッフ 28歳の綾香と30歳の山本の二人に対して、巨匠・村上隆さんの弟さんの絵の前での院長の独演会。
『お前たち将来は暗く貧乏で理屈っぽい鍼灸師にはなるなよ。お前たちは明るく豊かで本物の治せる鍼灸師になれ。
今の若い鍼灸師は理屈ばかり言っていてダメだ。徒弟制度がなくって鍛えられず、国家試験を受かるためだけの勉強ばかりで臨床経験が少なすぎる!患者を治せるような仕事を出来る人が居ない。若い医者も親の後を次いだり苦労知らずのお坊っちゃまばかりで、PCばかり観て人の身体を触って診ない。
患者の身になって心になって治せる治療家が居なくて患者さんが気の毒だ。
お前たちは此処で徒弟制度で情もって厳しく技術も人間としての心も鍛えてきた。
このまま進化を続けて、満足なく常に切羽詰まって安心しないで本物を目指せ!そしたら将来必ず年をとってから幸せがやってくる。
つまんない男と結婚して、ただ結婚に憧れて生きるな。
今の鍼術を恋人だと思って生きろ。決して鍼術の進化はお前たちを裏切らない。
男はお前たちを裏切るぞ。』

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