「いつも『貯蔵する』ということを言っていますが」
川井院長「鍼灸仲間と話していた時『僕は癌は鍼で治せないよ。』その時に、あなたは若い時からいつも後ろ向きだよな。勉強すれば勉強するほど治らないということが分かっちゃうんだよね。
違うんだよ、人間の体は治るようにできているんだよ。まず基本は、いつも言うんだけど体を冷やさないで徹底的に温めること。そして心からありがとうございます、それも心からだよ。
そうすると心も体も温まるんだよ。そんなことで治す力に触れ、治す力を呼び起こすんだよ。
そして患者さんに治るという良い貯蔵を与えるんだよ。
そして自分も治らないものは無いんだ!という意識の中で死ぬまで患者さんと戦う。
腰の悪い人、首の悪い人、そんな人が来る中で今は病院でどうしようもない末期の癌で…そんな人ばかり来るようになった。
患者さんに助けてください!と言われて助けられないのは…。私は必ず治るという断言はできないけど、命懸けで治す。
どんどん、どんどん難しい人が来る。
しかしこれも縁。良い貯蔵をして必ず元気になってもらう。
今は夢の中も鍼治療だけ。
もう趣味も何もない。
来た患者さんがどんな病気でも、治って喜んで帰ってもらうことが私の人生。」

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