「院長の息子さんがスカイツリーの近くで10年近く治療室をやっていましたが、4月から川井鍼灸院に来ることになりましたね。」
『息子もスタッフも人間として患者さんに慕われているが、景気がいいとか自然界が安定しているときは患者さんも健康法で定期的に来てくれるが、まずは鍼師として生きていくのに一番大事なことは人間性はもちろん、どこ行っても治らない人を治すこと。これが一番!そうすれば日本中から来てくれる。近所の人に先生は優しいねと慕われて通っていても、「実は腰椎が脊柱管狭窄になって、実は膝が変形性の膝関節で手術することになりました」いい人だけでは鍼灸院は経営できない。一にも二にも病院で治らない・手術しても治らない・手術したくない、そういう患者さんで日本全国から治療室を80%90%埋め尽くす。近所の人を相手にしているのではなく、』
院長は地球儀をみながら
『地球全体のどこに行っても治らない人を治さねば鍼師では生きていけない。うちの息子もスタッフもそうだ。鍼の仲間と鍼治療をメジャーにしようなんて掛け声をかけている暇はない。研究を重ねてどこに行っても治らない人を治す、ほかの鍼師はライバルだ!みんなでメジャーを目指そうなどと甘いことを言っていてはいけない。誰にも真似できないオンリーワンの技術を院長と共に常に研究していく。それが鍼灸院が生き残る唯一の道だよ。わたしは若い時からそういう風に生きてきた。治せば患者さんは来る。それで40代前半のときに「治さなければ患者は来ない~縁と運~」という本を書いたんだよ。だから青いことを言っていないで、毎日の積み重ねだね』
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