「月曜日から、右のお尻から足全体が突っ張ってムズムズして痛みもあるんです。座るとお尻がピクピク痙攣するし足の感覚が鈍い。足の甲に力が入らなくてペタペタ歩きになっちゃうんです。
病院へ行ったら腰椎5番の脊柱管狭窄症だと診断され、ひどくなるようなら手術ですね、と言われました。」
この患者さんに対して院長はどこに鍼を打つのかな?
院長「これはまず両方あるけど股関節がすごく硬くなってるね。
変なストレッチとかやりませんでした?どこかスポーツクラブとかで股を開いたり変わったことをしませんでしたか??」
院長の色んな問診に「うーーーーん。たしかにストレッチはやったけど‥」
院長「何か原因がないとこんな風に足に力が入らない、感覚が鈍い。こんな症状出ないはずよ!」
院長は「狭窄症もあるけどまず股関節から治そう。」
長い3寸という鍼をうつ伏せにしたまま内側から脾関(ひかん)というツボに打ち込み立って足踏みをしたり屈伸したり3分後鍼を抜いて歩かせて様子を見る。
「あれっ!!足に力は入るし痛みもなくなったし、感覚も出てきた!!」
スタッフ“まさか!!!まだ狭窄症の治療はしてないぞ!”
「全然楽なんです。」
やっぱりストレッチで股関節がズレたのかな。今日は時間がかかるぞ。大変な治療になるぞ!と思っていたのに拍子抜け。しかしこんなに簡単に楽になるなんて。
こんな人もいるんだなぁ。

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