「院長!普通の腰痛じゃないんです。ベッドからなかなか起き上がれなくて。院長の指示通りに股関節に鍼をやったんですけど、まだベッドの上でも動けないと言うんです」
『何か変わったことやったの?』
患者さん「特に…」
うつ伏せにならせ、臀部でも腸骨に近い上部に、上に向かって鍼を刺していく。
「鍼が感じないんです」
と患者さん。30本も刺してもまだ感じないという。院長が更に
『あと20本!』
少し感じてきたらしい。
『昨日冷たいものたくさん飲んだの?』
「…ビールを4缶」
『きっと他にも飲んだでしょ』
更に刺して43本。
ちょっと鍼が感じる様になったので、立たせて体操を15分。ようやく血が巡ったらしく
「今は鍼の痛みだけです!腰の痛みはありません。やっと鍼が感じるようになりました〜」
『やっと血が巡って、まともな体になったんだね。こんな治療、3年ぶりだよ』
ベッドから起き上がれないんじゃ家にも帰れないし、とうとう院長が封印していた治療がこの治療。
今日は絵で紹介します。

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