院長が変形性股関節症の手術をしないと絶対に治らないと言われている患者さんを治療していて、いつもポイントの取り方が違うので、スタッフの山本が院長に
「いつもポイントが違うのはどうしてなのですか?」
と聞いたところ、
「51年もやっていると、そこに手が引っ張られるんだよ」
と答えてくださいました。
ある時、有名なアーティストさんが院長に
「先生はどうやってツボをさがすんですか?」
と聞いた時、
「手が自然と引っ張られてそこに手が行くんですよ」
と答えると、有名なアーティストさんが
「私と一緒です。白いキャンバスに私も自然と手が引っ張られるんです!」
と言っていました。
山本が、「そういう風になるにはどうしたらいいですか?」と質問すると、院長は
「まずは毎日実践だ!臨床で真剣勝負で生きることが条件だ!」
と言い、院長は密教の『入我我入』を昔から研究して治療に応用しているんだと言っていました。
写真はVIPルームの待合室に飾られている北斎の絵です。

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