川井鍼灸院は消毒用エタノールを他の鍼灸院に比べて10倍も20倍も使っています。
それというのは院長の指示で鍼箱の中にアルコールをたくさん入れてその中に鍼を何十本も浸して、使う時には脱脂綿で拭って使っています。
院長は衛生面にとても繊細で神経質な方です。
手洗いの徹底、室内の消毒、色んなことに使うため、エタノール消毒用は問屋さんから100本単位で毎月買っています。
「どうしてこんなにアルコールを容器の中に目一杯入れているのかな。」と前から不思議に思っていたが患者さんの安全を徹底した院長の指示で今年はその川井鍼灸院もいつも在庫が最低100本あるのが半分の在庫になった。
院長はありとあらゆるところに、スタッフの恩師に頼み北海道からアルコールを、歯医者さんからアルコールを、色んなところから補充して現在は今まで以上の200本以上もアルコールを保管しています。
スタッフにはビニール袋にびっしりアルコールのついた脱脂綿を持たせます。
当院は本当にアルコール、鍼、脱脂綿、赤外線、それ以外はほとんどありません。他の治療院に行くと色んな機械や本が山積みされているのにまったく簡素。
それを他のスタッフが院長に聞くと『あとは技術だけ、簡素が1番なんだよ。』
院長は千利休の影響を受けて治療院を簡素にしています。
わびさびの世界で花も一輪挿し、若い我々スタッフにはちょっと殺風景かな。
でも院長は「どこに行っても治らない人を治す」というのが大輪の花を咲かすということなんですね。
それと同時に「院長はよっぽどアルコール好きなんですね。
自宅にワインや日本酒が山積みされて、どうしてそんなにアルコールが好きなんですか?」
『内側からも外側からも完全消毒をしているんだよ。』と大笑いしています。
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