鍼灸免許をとってから4〜5年経つという若い鍼灸師たちとの食事会。
ある若者「脈診について聞きたいんですが。川井先生は脈状を重要視していますけど、あまり古典を中心にしている様子が伺えないんですけど。」
川井院長「ところで開業してあなた方は鍼灸1本で生活できているの?
なんだか生活ギリギリで生きているんじゃないの?
人間って本当に切羽詰まると素直になるものだ。
最初鍼で1番来る患者さんは腰痛だ。首の筋違いだ。簡単に治せそうだが難しい。
患者さんを治そうと本物を求めている鍼灸師はまず現実。見栄をはらないで、腰とか首でくる患者さんが多いんだからそれを治さなければ生活も豊かになれない。
そういう質問が現実的で、治療室にくる患者さんも増えるんじゃないの?
頭でっかちにならないで、素直になって背伸びしないで、若い時は苦労を積み重ねて素直になって、心からありがとうございますが言えて人に可愛がられることが人生大事だよ。
カッコつけないで、見栄をはらないで、まず患者さんを治す前に自分を直したら?」
その時参加していたスタッフ。
いつも通りの院長に「その通りですよ!!!」と大きな声でゲキをとばしていた。
