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【2025/07/15 23:33 】 |
青春を精いっぱい生きていた
若い鍼灸学校の生徒から
「我々同級生は10代から50代まで居ますが、昔はどうだったんですか?」
『一番年長が83だったなぁ。そのころ、私(院長)は19歳。19歳の時に私は麻布の青山墓地下という交差点のすぐそばに、“指圧”と書いた中に蛍光灯の入った派手な看板を出した。その建物は2階建てのアパートの2階。私は2年で指圧免許を取り、即開業の運びとなり、ずいぶん目立った看板を掲げ、色んな同級生が駆けつけてくれて、同級生の83歳のご老人もお祝いに参加してくれた。
いかに明るい看板を付けたからといって患者さんは来てくれない。毎日ビラ配り。その当時往診の指圧は700円だった。
ただビラを配っても来ないので、家々のポストに200円引きのチラシを撒いたところ電話が鳴りやまなくなり、若い同級生が手伝いに来てくれた。治療が終わると7,8人連れておばあちゃんがやっている小さな割烹料理屋に仲間を連れて私のご馳走で良く行った。
そのおばあちゃんが同級生が「社長!社長!」と言うもんだから、「こんなに若いのにどちらの社長様ですか?」
『このすぐそばの信号の近くで指圧をやっている治療院のオーナーなんですよ。みんな同級生。今日は私の奢りなので、どんどん飲ませて食わせてください』
なんとたくさん売り上げがあったが、毎日大勢連れていくもんだから赤字経営に転落。若い時は楽しいもんだ。
今のコロナの苦悩から比べたら若い時は夢があり、我々が夜中まで働いている時、高校時代の同級生は大学に入り学生運動の真っ盛り。みんなエネルギーがあった。高校時代の同級生が「この国を変えたい!良くする!」というなか、私は自分が食っていくのに精いっぱい。
若者同士でもずいぶん差があったが、意外とみんな一生懸命、青春を精いっぱい生きていた。』
そんなころを懐かしく、若い鍼灸学生の質問に丁寧に答えていた。
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【2020/08/05 16:27 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
患者さんと一体となろう
院長はよく仏教のことをお話ししているので、今日、本屋さんに行って「眠れないほどおもしろい「密教」の謎」という本を買ってきました。
院長がいつも仏教は一つ一つ階段を登って、富士山の頂上が仏様であるとしたら、少しずつ少しずつ仏様に近づいていく。
ところが、密教は極端に言うと一気に頂上にヘリコプターで登って仏になってしまう。
どう言うことなんですか?と尋ねたら『密教はね、最初から仏になるという教えだけど、仏になったらこんなことしないでしょ?
仏様がこんな振る舞いしますか?真似をして真似をして、ついには本物の仏になってしまうという。
簡単なこと言うと、こういうことなんだよ。』
「へぇ、おもしろい!」
そこで私は、その本を買ってきて「院長の治療と密教とは、どんな関係があるんですか?」
『仏様と一体となる。「入我我入」これは鍼治療の原点である。』と院長は悟ったそうです。
「どんなことなんですか?」
『つまりは、仏様を患者さんにすると患者さんと一体となって、患者さんの心となり、身体になると患者さんの悪いところがわかるんだよ。
まぁ、簡単なもんじゃないよ。
いつも患者さんと一体となろう。いつの日か一体となるんだ。ということが私(院長)自身感じられたんだよ。それ以来、私の鍼治療の極意は「入我我入」である。
それで新人であるあなたは本を買ってきたわけだ。
じゃあ、これから早速読んでまた明日聞かせてみて。』
【2020/08/05 16:24 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
コロナをシャットアウト
今日なんと、コロナが300人を超えたからといって、キャンセルの電話が入ったと受付から知らせがあった。
しかし、世の中のトップの人がしっかりしないと、国民が何でも移ってしまうと怖がるので、経済も落ち込んでしまう。
お互いにマスクをしっかりして、会話をすれば移ることはないという。しっかりとしたメッセージ。
密室で大勢での会食、これは唾液が飛ぶ。
野外の広いところで間を空けて座り、会食すれば問題はない。
やたらに怖がるもんじゃないんじゃないかな。
注意深く生きる。
それはお互いに、全員がマスクをして、手洗いをしっかりすれば、このコロナウイルス も収まっていくんじゃないのかな。
正しい知識をもっと世の中のトップの人が発信して、やたら滅多に怖がると精神的にも、うつ状態になる。
特に当院は、風通しが抜群で、いつもカーテンが揺れているように風通しが良い、空間がある、仕切りがある、患者さんもマスク、治療師もマスク、そして常に消毒、消毒、消毒と完璧を尽くしている。
これからも、密閉した空間で大勢での会食さえ気を付ければ、少しずつコロナ問題は、解決すると思うけどね。と院長がスタッフに、患者さんに話していました。
【2020/08/05 16:23 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
頸椎治療を極める
この2連休中にも患者さんから「首が痛くて治してほしいんです」という電話。2連休の後の土曜日が診療しているので予約を受けた。
院長にすぐ連絡すると
『首の悪い患者さんがたくさんおいでになるなぁ。』
この間も常連の患者さんで、
「歯医者で1時間半も椅子に上向きに寝かされていたら首が全然動かなくなって、ちょっと動いても激痛がするんです。昨日の夜は寝るのも大変でした。今も全然動かなくて今週ちょっと予定があって旅行に出かけるんですが大丈夫でしょうか」
『これは相当の捻挫だよ。きめ細かく修理しないと!椎間板はカチカチに固まって靭帯も老化現象をおこしているね。3回か4回かかるけどしっかり治すから。病院に行って引っ張ったり強い刺激を与えない方がいいよ、これが注意事項。少しづつ将棋の山崩しのように、丁寧に治療していきましょう』
4回目の治療でやっと首が回るようになって大笑いしていました。
「今日の夕方に旅行に出かけます!」
なんと首の悪い人がこの2、3か月多いこと。家に閉じこもりがちで日頃やっている散歩もせず、若いころのムチウチ症が今になって出る人が多いんです。院長に次のように尋ねました。
「どうして当院は、ひどい重症な頚椎症の人が多いんでしょう?」
『頚椎症は難しいんだよ。だから長年の積み重ねが必要なんだ。頸椎治療を極めると色んな病気が治せるようになるんだよ』
【2020/08/05 16:19 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
テラスでのひと時
患者さん「私は、ある企業の役員までやって72歳で定年を迎えて会社を退きました。余生をどう生きていくかが仕事人間の私としては大変です。
友達の多くは海外旅行をしたり、日本のあちこちの今まで行けなかったとこを前から楽しみにしていたようでみんながウキウキしています。」
院長に患者さんからの質問
「院長は老後とか余生とかあるんですか?」
『今年で55年積み重ねて、これからの70代の10年が勝負です。今までの積み重ねを生かせるかな。青春時代のように私はコロナ問題はありますが、ウキウキしています。
今まで積み重ねて、もう一つわからないことや疑問なことを解決しようと今必死なのです。』
患者さん「一生の仕事があるって素晴らしいことですね。」
院長『私の場合、今まではつぼみ。これから遅咲きの花が咲くのです。大輪の花を咲かせようとオーバーですけど、全くの青春時代なんです。
あなたもこれからでも遅くない。趣味じゃなくて、人のためになれる事を見つけて、生きがいを感じたらどうですか?
人間、何が幸せかと言ったら最終的には人のためになれる事でしょう。』
患者さん「院長、羨ましい。」
院長『この鍼術は世の中ではマイナーですが、私にとって鍼一本で人が治せる。そして感謝される。
薬も注射もないから副作用もない。その免疫というものを徹底的に研究して、最後にもっともっと人に役立って天命を全うしたいと思っています。』
<この写真は、患者さんとテラスでの会食>
【2020/08/05 16:14 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
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